こんにちは、フルムーン(@fullmoon_029)です。
投資信託を購入する時に必ず目を通さないといけない資料
【目論見書】正確には投資信託説明書(交付目論見書)ってちゃんと目を通してますか?
私は正直、書類名が漢字が多くて苦手、、、。
しかし投資は自己責任、自分で決断して運用商品を購入する事が基本です。
また自分が購入しようとしている投資信託は、ちゃんと自分のイメージと合致しているか確認する事も大切です。
そこで【目論見書】の読み方をわかりやすく解説してみました!

目論見書の読み方チェックの仕方がわからない方ゼヒ読んでみてください♪
交付運用報告書の解説はこちらからどうぞ!
目次
投資信託の目論見書の読み方をわかりやすく解説!
【目論見書とは?】投資信託説明書(交付目論見書)と請求目論見書の違い
まず一般的に投資信託の目論見書には2種類あります
・請求目論見書
投資信託説明書(交付目論見書)
投資信託説明書(交付目論見書)とは投資信託を購入する前に投資家に交付される10枚前後の目論見書です。
(証券を購入する場合は必ず目を通してチェックを入れなければいけない書類)
投資信託説明書(交付目論見書)は半年に1回改訂するので定期的なチェックも必要です。
請求目論見書とは
請求目論見書という書類もあります、こちらは100枚以上の大量のデータです
請求目論見書は投資信託説明書(交付目論見書)より細かい情報が載っているので、
さらに詳しく知りたいというマニアックな方が読む資料という位置付けです。

一般的に【目論見書】といえば投資信託説明書(交付目論見書)を指します
【目論見書】投資信託説明書(交付目論見書)の読み方を解説!
投資信託説明書(交付目論見書)は6つの項目から構成されています
2.ファンドの目的・特色
3.投資リスク
4.運用実績
5.手続き・手数料
6.税金
1.商品分類・属性区分を解説
【野村DC外国株式インデックスファンド・MUCI-KOKUSAI】の投資信託説明書(交付目論見書)から引用
こうして情報をピックアップするとわかりやすいですね。
商品区分・属性区分のチェックポイント
ここではそれぞれ投資信託を購入する時に要確認項目を解説します
・追加型か単位型
追加型ならいつでも購入が可能・単位型なら購入できる時期が決まっている
この目論見書は追加型でいつでも購入が出来るという事がわかります
・補足分類
インデックスかアクティブか
ベンチマークに連携するインデックス投資かベンチマークより上の成績を目指すアクティブ投資なのかわかります
ここではインデックス投資という事がわかります
・対象インデックス
目標とする指数(ベンチマーク)の種類
2.ファンドの目的・特色
ファンドの運用方針や分配金の方針や概要などが説明されている項目です。
3.投資リスク
投資リスクは目を通しておきたい項目です。
ちなみに可能性のあるリスクは全て記載される為
幅広く分散されるバランス型のファンドは記載されているリスクの多さにびっくりするかもしれません。

しかし逆にとらえるとリスクも分散されている、という事ですね。
リスクは大きく2つのグループにわける事ができます
値動きに関係するリスク | 損失の可能性があるリスク |
価格変動リスク | 信用リスク |
金利変動リスク | カントリーリスク |
為替変動リスク | 流動リスク |
値動きに関係するリスク
値動きが上下し元本が保証されないリスク
損失の可能性があるリスク
投資先の破綻やテロなどの事件によって損失が発生するリスク

私達投資家にとって一番恐ろしいリスクは損失の可能性があるリスクです。どんなリスクが潜んでいるか要チェックです
4.運用実績
長期間の投資が目的なら短期間の運用成績はあまり重要ではないですが
半年に一回の改訂なので、直近の運用成績を確認したい場合は、月ごとの運用レポートを確認しましょう。
基準価格・純資産の推移のチェックポイント
基準価格が下がっていても、純資産上がっていれば投資家に人気のファンドであり
購入している投資家の質が高い事(狼狽売りをしない長期運用の目的で購入している)がわかります。
逆に純資産が下がるという事は運用資産が減る事になるので途中で、損失してしまう可能性も考えられる
という事が読み取れます。
分配の推移・主要資産・年間の収益率
これらの項目で自分の購入したいイメージとファンドが合致しているか
何%運用益を稼いだかをチェックする。
投資信託の比較検討する時は
同じ属性の他社ファンドを長期の運用実績で比較してみる事が大切です。
5.手続・手数料等
信託期限・繰り上げ償還をチェックする
信託期限は無期限のものと、期限があるものがあります。
但し運用会社の判断で信託期間を延長する事も多々ありますが
長期運用が目的なら無期限を選んでおくほうが無難です。
繰り上げ償還される条件なども確認しておく必要があります。
6.ファンドの費用・税金
信託報酬・その他の手数料をチェックする
こちらには信託報酬とその他の手数料が記載されています。
この項目を理解しておく事で購入後のトータル利益を確認できます。
ちなみによく耳にする実質コストもこの部分で読み取れます
その他の手数料の割合が何%かは、投資信託説明書(交付目論見書)には明記されていません
なので実質コストは運用報告書での確認が必要です。
最後に
投資信託説明書(交付目論見書)を読み解いてみましたが、思っていたより以外と読みやすかったのではないでしょうか?
ちなみに2010年の7月から大幅に簡素化されたようです。
自分が購入を検討しているファンドの投資信託説明書(交付目論見書)も目を通して判断してみてくださいね!
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